Love Slave
突然、口を塞がれる。やばい、捕まった!?


「う、うーっ」


「こんな所で何やってるのかな、お嬢ちゃん」


抵抗してもかなり力強い。ギリギリと音が鳴る。


(ま、負けるもんかー!!)


ポカポカポカポカ


「いででででで」


手足をばたつかせて攻撃する。謎の男はやっと私を放してくれた。
長髪の男。繭さんの親衛隊か。


(よし、今のうちに・・・・)


「ひどいなぁ、僕を殴るなんて・・・・」


足を止めた。
この陽気な声は・・・・。


「ふ、副会長!?」


謎の男の正体は副会長だった。


「撫子ちゃんってばどこにいると思ったら、こんな所にいてぇ」


「それはこっちのセリフです!他のメンバーは?」


すると、副会長は意味深な笑い方をする。


「まぁ、いろいろと別行動取ってるよ」


「別行動って?」


「それよりも、すごい花嫁衣装だね。さすが繭ちゃん!」


話を逸らされた。ウェディングドレスに興味津々。


「ねぇ、副会長ってば!」


「撫子ちゃんはさ、将来、お嫁さんになりたいって思ったことない?」


「はぁ!?」
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