汝、風を斬れ
「馬鹿、逃げろ」
「しかし」
「そう。馬鹿げているわ」
ジンの腕をふりほどき、キュアは立ち上がって前に進んだ。
「ヴェルズ・ソーザ、セント・ソーザ」
親子の名を呼ぶ。ヴェルズは薄く笑っている。攻撃はしてこない。
「この国の王女として言います。父子喧嘩なら即刻やめなさい」
は、とヴェルズは嘲笑う。
「この王女様は随分頭が悪いと見える」
気味の悪い笑みは消え、恐ろしい眼光がキュアを捕らえた。
「これは父子喧嘩などではない。このセントをこちらに引き入れてこそ、我々の願は叶うのだ。そしてその昔、お前達が我々を追放したように、我々もお前達を追放し、消してやる。お前達に我々のこの苦しみを味あわせてやるのだ」
「しかし」
「そう。馬鹿げているわ」
ジンの腕をふりほどき、キュアは立ち上がって前に進んだ。
「ヴェルズ・ソーザ、セント・ソーザ」
親子の名を呼ぶ。ヴェルズは薄く笑っている。攻撃はしてこない。
「この国の王女として言います。父子喧嘩なら即刻やめなさい」
は、とヴェルズは嘲笑う。
「この王女様は随分頭が悪いと見える」
気味の悪い笑みは消え、恐ろしい眼光がキュアを捕らえた。
「これは父子喧嘩などではない。このセントをこちらに引き入れてこそ、我々の願は叶うのだ。そしてその昔、お前達が我々を追放したように、我々もお前達を追放し、消してやる。お前達に我々のこの苦しみを味あわせてやるのだ」