TABOO...

私ははると
いっしょにクラス
まで行くと、
「あや!みて
イケメンがいる☆」
「えっどこ????」

「あの子だよ!!!」
「あっ雅紀!!!」
といってはるが指した
そのイケメン
つまり雅紀が
B組の前にいたのだ。

「あやー
お前のクラスここ??
てかこんちわっ^^*」


雅紀はこう見えて
意外とかっこいい。
地本でも
かっこいいと有名で
もてもてらしいとか。


けど私は
一度も雅紀を
恋愛たいしょうに
いれたことが
正直ない。

「こ、こんにちは。」
「ははっ
はる何緊張してんの!
で雅紀どうしたの?」
「今日一緒に帰るだろ??」
「あーうん!」

「で、この子は??」
「あっはるってゆーの。
かわいいでしょ??」
「うん。かわいい。
あっ俺雅紀。
あやの幼なじみ。」
「か、かわいいだなんて
そんな(汗)
幼なじみ?
なんだあや早く
言ってよー!!!!」
「えっ
なんで??w」

「付き合ってる
って思ったぢゃーん(汗)」「付き合ってる??
雅紀とうちが??
ないない!
だってうちら
幼なじみだもん!
ねっ雅紀」

「うん。だな
単なる幼なじみだもんな。」

そう言ってると
先生がやってきた。

「おい。お前ら。
なにわーぎゃー
騒いでんだっ!!
早く教室入れ」


『は、はーい』

最初だからと
言って席は自由
だったので私と
はるは隣に座った。

「ねぇ、あや」
「ん?なぁに??」
「あのね、勘違いだと
思うんだけど…」
「えっ恋でもした???」
「いや、
そんなんぢゃないの。
ただ……雅紀くん」
「雅紀がどうかした??」
「いや、あのね、
あやが幼なじみって
言った瞬間すごい
寂しい顔をしてたな。って」
「それは。知ってる」
「えっ知ってるって??」


「うん。あのね
なんでかはまだ私も
わかってないんだけど
けど物心を着いたときから
私が幼なじみってゆーと
雅紀嫌な顔するの。」
「……。」

「ずーっと
悩んだ事だってあった。
私なにかしたかな??
嫌われたかな??って。
けどね、次の日には、
また優しい雅紀が
いるの。」
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