夏の空は蒼く輝く

決意



―翌日―

私は昨日少しあたった雨で
微熱ながら風邪を引いてしまった

今日はお母さんも仕事を
休むことが出来ず
今、家にひとりぼっち。

立って何かをすることは
それほど苦じゃないけど
目眩が少しツライかもしれない

時刻はそろそろ
12時を指そうとしていた

そろそろお昼を食べないと
薬が飲めない

朝、お母さんが作っていった
お粥を温め直して
私はソファーに座り
テレビを見ながら食べた

何の味もしないお粥
バラエティを見ているのに
笑えない自分

頭の中に有るのは
昨日の出来事だった

初めてのバレンタインは
結局本命に渡せず
友達だと思っていた人に
告白され
勇気をもっらた男の子は
虐待を受けていて
私の頭の中はぐちゃぐちゃだった
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