夏の空は蒼く輝く

委員会


長い長い入学式も終わり
私たちは3人で教室に移動した

「校長の話長かったわー。」

リョウは腕を伸ばしながら言った

「ねぇー

 私も疲れちゃった。」

「でもハナちゃんの新入生代表のやつ
 よかったよ!。」

コウくんは私の頭にポンっと手を乗せて
ほめてくれた

私はなぜか筆記試験でトップになってしまい
新入生代表あいさつをやらされたのです

「やめてよー
 私ああいうの苦手なんだから。」

赤くなった顔を手で隠しながら
私は話をした

ドンッ

顔を手だ隠していたから
前を見ていなくて
誰かにぶつかってしまった




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