夏の空は蒼く輝く
「私地味だし、
男の子とあんまり
話したことなかったから
・・・こんな気持ち
初めてなの。」
「えっ・・・
まさか、初恋?」
コクン
私は黙って頷いた
初めての恋
私が生きてきたなかで
初めて好きになった人
この気持ち・・・
簡単には忘れられない
「俺がいうのもなんだけど
叶わない確立の方が高いよ?」
「・・・それでもいい。
報われなくてもいいから
好きでいたいの。」
「・・・。」
コウくんは何も言わずに
近づいてきた
「ありがとな。」
そう言って
私の頭にポンッと手を乗っけた
「う、うん・・・」
あれだけ大胆なこと
言ってたのに
コウくんにこんなこと
されただけで
急に恥ずかしくなって
きちゃった