夏の空は蒼く輝く
エントランスの方に
行ってみると
コウくんがソファーに
座っていた
「・・・コウくん。」
「ハナちゃん・・・
アリサがこのまま死んだら
どうしよう。
最近発作なんてなかったのに
ユリさんにあんなこと
言ったけど
自分だって悪い方向のことしか
考えられないのに・・・。」
「コウくん・・・
大丈夫だよ!
こんなこと何回も
あったんでしょ?」
「何回もあったから
これが最後なんじゃないかって
思うんだろう?」
あ・・・
コウくんの目から一筋の涙が流れた
「アリサ、どうせ長くないんだろう。」
「えっ・・・。」
「リョウはまだ大丈夫とか
言ってるけど
そんなこというとき
いつも目を赤くしていうんだよ。」
「コウくん・・・。」
「バカだよな・・・
わかってないとでも
思ってんのかな」
「でもそれは・・・」
「わかってる!!」
ビクッ
急に声が大きくなったため
私はビックリした
「わかってるけど・・・
つらいだろ?
俺だけ何も知らずに
野球やって
そしたらアリサの具合は
悪かってですなんて
わらえねーから。」