恋海-私と彼の恋の伝説-
聞かないで、昔のことを聞かないでって。
それに気付いた海は『ごめん。』といって皐月の頭をなでたのだ。
あたしは、正直この場にいたくない気分になった。
海が女子に優しくしている姿・・・あまり見たことないし・・・・
それに、今まで付き合ってきた女の子たちのことなんか『遊び。』って言い放って、作り笑顔ばかりしていたのに・・・
皐月ちゃんに見せる笑顔はあたしたち3人でいるときよりも暖かくて・・・
「皐月、東京では今何処まで勉強進んでいるんだ??」
と、皐月ちゃんと海の会話を遮るように棗が皐月に話しかけた。