“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
・・・だってさ。
ちょっとは、素直に、なりたいだろ?


・・・だってさ。
ちょっとは、素直に、なった方がいいだろ?




「え?
凌・・。
いいよ・・・」



戸惑う遥を鏡の前に座らせ、
その柔らかい髪にドライヤーの風を当てると・・・。



困ったようにモジモジして、
顔を赤らめる遥と、
同じように赤い顔のオレが、
同時に鏡に映る。
< 676 / 928 >

この作品をシェア

pagetop