森のクマ野郎
知らないおばさん
『始業式をはじめます。生徒達は体育館へ移動してください。』
放送が流れたから由紀と私が教室を出た時、
『3年2組の赤川遥菜、3年2組の赤川遥菜、至急職員室まで来るように』
なんか私だけ呼出しくらってるっぽい放送が流れた。
周りの生徒は"何したんだお前"みたいな視線を私に向けて来るけどこっちだって"知るか!"ってわけよ。
「なんかよくわかんないけど職員室行って来るね。」
「うん、行ってらっしゃーい」
かなりだれる私を送り出してくれた由紀は体育館の方向へ。
私は体育館とは真逆にある職員室に向かうわけだけど生徒の波に逆らって歩くのが本当に辛いんですけどー!
てか本気で私何かした!?
わけわかんない!
「ちょっと先生!?私何もしてないって!」
職員室のドアを勢い良く開けて放送で呼び出したっぽい担任に文句を言ってやる。
あんのハゲちゃびんは暢気に茶なんてすすりながら私が来たことがよっぽど嬉しいのかにこにこしてる。
「おー赤川!来てくれたか!」
「そりゃ呼ばれたんだから来るにきまってんでしょ!それより私何もしてない!」
「うんうん赤川は何もしておらん。」
「じゃあなんで…!?」
「あなたが赤川遥菜さん?」
「うえい?」
いつの間にか後ろにいたらしい女の人に突然声をかけられて、私はつい変な声を出してしまった。
放送が流れたから由紀と私が教室を出た時、
『3年2組の赤川遥菜、3年2組の赤川遥菜、至急職員室まで来るように』
なんか私だけ呼出しくらってるっぽい放送が流れた。
周りの生徒は"何したんだお前"みたいな視線を私に向けて来るけどこっちだって"知るか!"ってわけよ。
「なんかよくわかんないけど職員室行って来るね。」
「うん、行ってらっしゃーい」
かなりだれる私を送り出してくれた由紀は体育館の方向へ。
私は体育館とは真逆にある職員室に向かうわけだけど生徒の波に逆らって歩くのが本当に辛いんですけどー!
てか本気で私何かした!?
わけわかんない!
「ちょっと先生!?私何もしてないって!」
職員室のドアを勢い良く開けて放送で呼び出したっぽい担任に文句を言ってやる。
あんのハゲちゃびんは暢気に茶なんてすすりながら私が来たことがよっぽど嬉しいのかにこにこしてる。
「おー赤川!来てくれたか!」
「そりゃ呼ばれたんだから来るにきまってんでしょ!それより私何もしてない!」
「うんうん赤川は何もしておらん。」
「じゃあなんで…!?」
「あなたが赤川遥菜さん?」
「うえい?」
いつの間にか後ろにいたらしい女の人に突然声をかけられて、私はつい変な声を出してしまった。