超イケメン☆ホストクラブ
銀河は、私がはずそうとしたサングラスを自分で持ち直すと、

「ま…はずすって言ったしな…」

と、目の前でそっとはずして見せた。

サングラスの奥にあったのは、深い紫のような色の瞳だった。

「その色……」

カラコンなのかとも一瞬思ったが、それならサングラスをわざわざする必要もないように思えた。

「……俺、生まれつきアルビノなんだよね。

知ってる? 色素が薄い突然変異みたいなもんで、目の色とかも、こんな風で。

光にけっこう弱いんで、サングラスは必需品ってわけ」

銀河はそう淡々と話した。
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