超イケメン☆ホストクラブ
「ごめんなさい……なんか……」

「ああ、いいって。気にするなって。これぐらいの灯りなら、問題ないから」

銀河はサングラスをスーツの胸ポケットにしまうと、私の頭をポンポンとたたいた。

「あ、ちなみにこの髪の色も自前ね」

と、セミロングの茶髪を銀河は指でつまんだ。

「銀河がてめぇのこと話すなんて、珍しいじゃん?」

流星がタバコの煙を吐き出す。

「ホントに~。銀河が自分から言うなんてこと、めったにないのに」

天馬が無邪気な笑みを浮かべて、

「もしかして、理沙に気があるとか?」

と、小首を傾げた。
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