超イケメン☆ホストクラブ
駅には時間ギリギリに着いたが、流星はまだ来ていないらしかった。

しばらく待っていると、流星が人混みの中をこちらに向かって歩いてくるのが見えた。

その姿に、にわかに初めて会った時の銀河を思い出す。

(銀河…どうしてるんだろう…)

あの夜の流星との喧嘩以来、彼からはなんの音沙汰もなく、私の方から連絡をするのもなんとなくためらわれていた。

「よっ!」

声をかけられて、ぼーっともの思いにふけっていた私は、あわててそちらへ顔を向けた。

「こんばんわ…」

目の前にある流星の顔に改めて銀河じゃないんだと思った。
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