放課後sugary time

「威千都が辛いならわたしも辛い……」


「俺も一緒。でも、俺は辛くないよ。愛衣ちゃんが傍に居てくれるから」


威千都の優しい気持ちにこらえていた涙がこぼれ落ちた。


威千都と一緒に居られるならこれくらい何でもない。


威千都の温かい腕の中が安心する。
絶対に手放したくないって、精一杯の力で威千都の背中に腕を回した。


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