『月の唄』
・・・・・・・・・そうだ!
私はクローゼットの中から小さめのトートバッグを取り出した。
「カエル君!この中に入って!」
カエルは不思議そうな顔をしている。
「さすがにカエルを頭に乗せて、外を出歩くわけにはいかないでしょ?マンガじゃないんだから・・・」
カエルは首を傾げる。
「マンガ・・・?」
カエルは真剣にマンガという言葉を考え込んでいるようだ!
「もういいから、この中に入って!早く『月の唄』を探さないといけないんでしょ?」
カエルはうれしそうに、私が開いたカバンの中にピョンと飛んで入った・・・お見事!
カバンはカエルが入るのにちょうど良い大きさで、カバンの口から器用に顔を出す。
なんかちょっとかわいいかも・・・なんて考えているうちに私に一つの疑問が浮かび上がった。
「ねぇ、カエル君?あなたは私の事を知っているみたいなんだけど、私はあなたの事しらないの・・・とりあえず名前は何ていうの?」
カバンから顔を出すカエルは目をパチパチさせながら、答えた。
「僕はカエルでカエルだから名前はないよ。カエルはカエルだから。」
言っている事がわからない・・・わかるんだけど。
私はクローゼットの中から小さめのトートバッグを取り出した。
「カエル君!この中に入って!」
カエルは不思議そうな顔をしている。
「さすがにカエルを頭に乗せて、外を出歩くわけにはいかないでしょ?マンガじゃないんだから・・・」
カエルは首を傾げる。
「マンガ・・・?」
カエルは真剣にマンガという言葉を考え込んでいるようだ!
「もういいから、この中に入って!早く『月の唄』を探さないといけないんでしょ?」
カエルはうれしそうに、私が開いたカバンの中にピョンと飛んで入った・・・お見事!
カバンはカエルが入るのにちょうど良い大きさで、カバンの口から器用に顔を出す。
なんかちょっとかわいいかも・・・なんて考えているうちに私に一つの疑問が浮かび上がった。
「ねぇ、カエル君?あなたは私の事を知っているみたいなんだけど、私はあなたの事しらないの・・・とりあえず名前は何ていうの?」
カバンから顔を出すカエルは目をパチパチさせながら、答えた。
「僕はカエルでカエルだから名前はないよ。カエルはカエルだから。」
言っている事がわからない・・・わかるんだけど。