月夜の散歩

誤解…嫉妬…好き?

たまには出掛けてみるか…


「まだ…食べに行く」


「よし決まり!じゃっ行こうか♪」


着替えをさっと済ますとあたし達は駐車場に向かう


兄のスポーツカーに乗り込んで夕食を食べに出掛けた


───…
──…
─…


着いたのは兄の行き着けのホテルのレストラン


「どうぞひーちゃん♪」


すっと出された腕に手を添える


「だからひーちゃんはやめて…!」


小声で言うと作り笑いを兄に向ける
< 113 / 222 >

この作品をシェア

pagetop