月夜の散歩
「あたしね…ホテルで冬夜を見たとき悲しくて涙が出たの…それに動くことさえ出来なかった」
「悪かったな何も言わなくて」
「ううん…兄に言われたの好きだから嫉妬するんだって…誤解してごめんなさい」
「秦に叱られたよ冬夜が悪いって…面倒な事は嫌いなんだってさ」
「ふふっ秦らしいね」
「だろ?」
「本当はねもうこのまま離れようって思ってた…みんなからも冬夜からも」
冬夜は困った顔をしていた
「でもね冬夜の姿を目にした時思ったの…やっぱり好きだって」
冬夜がふっと目を細めて笑う
あたしは胸元のネックレスを指で触りながら微笑んだ
「悪かったな何も言わなくて」
「ううん…兄に言われたの好きだから嫉妬するんだって…誤解してごめんなさい」
「秦に叱られたよ冬夜が悪いって…面倒な事は嫌いなんだってさ」
「ふふっ秦らしいね」
「だろ?」
「本当はねもうこのまま離れようって思ってた…みんなからも冬夜からも」
冬夜は困った顔をしていた
「でもね冬夜の姿を目にした時思ったの…やっぱり好きだって」
冬夜がふっと目を細めて笑う
あたしは胸元のネックレスを指で触りながら微笑んだ