月夜の散歩

「当たり前でしょ?」



ちょっと自慢気にあたしは言う



「頼もしい姫だな」



2人まどろんでいたがふと疑問が浮かんだ



「ねぇ何であたしの居場所が解ったの?」



「知りたいか?」



くっと口の端を上げ意地悪な笑顔であたしを見る



「愛だよ愛!」



「はっ?!何それちゃんと教えてよー」
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