月夜の散歩
シャワーを浴びベッドへ倒れ込む


ふわふわの枕に顔をうずめるとあたしの意識は薄れていった




ピンポーン


ピンポーン


ピンポーン


…ウルサいよ


ピンポーン


ピンポーン


…あーっもう


未だ鳴り続けるインターホンにイライラしながら呼び出しに答える


「うっさいよ誰よ?何時だと思ってんのよっ!」


モニターもよく見ずにあたしは怒鳴った


「良い度胸してんな陽菜…それにもう昼前だ…あとちゃんと電話でろ」


急いで携帯を取りに行き見ると冬夜からの"着信あり"が表示されていた
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