獣百匹☆紅一点!?
「おじゃましまーす」
「汚いけど、どうぞ。」
「きれーいっ…」
恵先輩の部屋は、白を基調としていて、まさに恵先輩って感じの部屋だった。
「今コーヒー入れるから、そこのソファーで待っててね。」
「はい♪」
やっぱり、紳士だなぁ…
カッコイイ★
コト…
「はい、どうぞ。」
「ありがとうございます。」
「…で。なにがあったの?」
「え?」
「昨日。なにかあったんでしょ」
「なんで…」
「うーん?なんか、ちょっと元気なくない?それに、部屋に誘ったとき変な顔してたし。」
細かい所まで、見ててくれてるんだなぁ。
心配してくれてるんだし、恵先輩には言ってもいいかな…。
「実は―…」
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