DESTINY〜君と出会えたキセキ〜
そんな私の目の前を、大きな翼をもった飛行機が悠然と通り過ぎていった。



あの飛行機は、ヨーロッパからだろうか。それとも、アメリカからだろうか。 


さまざまな人や想いを乗せた飛行機が、今日も私の頭上を飛び交う。 



物干し竿に干したバスタオルの皺をパンパンと伸ばし、ふと空に目を向けると――…







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