君まで2ステップ
ってないない!!
何考えてんのよあたし…!!
啓介さんじゃなくて晴輝と、こんなとこ来るなんてこと自体あり得ないし!!
あたしはぶんぶんと頭を振った。
「梨亜ちゃん?大丈夫?」
「えっと…大丈夫です!!」
「じゃあ俺、なんか飲み物貰ってくるね?
あ、梨亜ちゃんは未成年だっけ?」
「はい…なのでお酒は…。」
「うん、分かってるよ。じゃあそこで待っててね?」
「はい…。」
一人でちょこんと椅子に座った。
なんでなんだろう…?
啓介さんはいつもより優しくしてくれるし、気も遣ってくれるし、大人だし、かっこいいし…
あたしの理想としてたタイプに完璧当てはまってるのに…
こんなに何もない感情が…『好き』なの…かな?
好きなタイプを好きになるんじゃないの?
啓介さんに会ってても、浮かんでくるのはあの時の晴輝の顔だけ…だなんて…。
そしてあの晴輝のあの表情が浮かんでくる度、きゅっと胸が苦しくなる…。
「はい、ノンアルコールカクテル貰ってきたよ?」
「あ、ありがとうございます。」
「じゃ、乾杯。」
「乾杯。」
何考えてんのよあたし…!!
啓介さんじゃなくて晴輝と、こんなとこ来るなんてこと自体あり得ないし!!
あたしはぶんぶんと頭を振った。
「梨亜ちゃん?大丈夫?」
「えっと…大丈夫です!!」
「じゃあ俺、なんか飲み物貰ってくるね?
あ、梨亜ちゃんは未成年だっけ?」
「はい…なのでお酒は…。」
「うん、分かってるよ。じゃあそこで待っててね?」
「はい…。」
一人でちょこんと椅子に座った。
なんでなんだろう…?
啓介さんはいつもより優しくしてくれるし、気も遣ってくれるし、大人だし、かっこいいし…
あたしの理想としてたタイプに完璧当てはまってるのに…
こんなに何もない感情が…『好き』なの…かな?
好きなタイプを好きになるんじゃないの?
啓介さんに会ってても、浮かんでくるのはあの時の晴輝の顔だけ…だなんて…。
そしてあの晴輝のあの表情が浮かんでくる度、きゅっと胸が苦しくなる…。
「はい、ノンアルコールカクテル貰ってきたよ?」
「あ、ありがとうございます。」
「じゃ、乾杯。」
「乾杯。」