君まで2ステップ
「なっ…何笑ってんのよ!?」

「だって…焦る梨亜って珍しくて…。」

「はぁ!?」

「とにかく…理由はどうあれ…
こうしてわざわざ来てくれたことと、それと…クリスマスイブに梨亜に会えたこと…
それがただ単純に嬉しい。ありがとう。来てくれて…
貴重な時間、潰させて…ごめ…っ…。」



そう言った瞬間、歪む視界。
やべっ…倒れる方向間違った…

前へと落ちていく頭。そして体…










「ちょ…っ…晴輝っ!!」



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