純愛ラブレター
紗「あのね〜かよっちのことを話してたんだよ!」




祥「そうそう!」




なぜか、相づちを入れた僕。



夏「?…私のこと?」




不思議そうな夏世。




紗「うん!あっ…かよっちも自己紹介して♪」




い…いきなりそれはないと思うよ、紗綾ちゃん。




戸惑う僕。




夏「いきなりね…まぁいいわ。私は紗綾の親友であり、幼馴染みの根本夏世。よろしくね」




夏世は、自己紹介をした。




祥「俺は、加藤祥平」




圭「俺は渕谷圭介。あだ名はブチ、よろしくな」




あれ…?
ブチ、僕以外の人物にはあだ名を教えなかったよな??




なのに…何でだ?




もしかして、ブチ…




夏「どうして、あだ名がブチなの?」




不思議そうな夏世。




祥「あぁ…それはね、苗字の渕谷(ふちや)の渕が、ブチって読み間違えられるからだよ」




僕は、簡単に説明した。




夏「なるほど!それであだ名がブチなのね!」




納得した感じの夏世。




圭「だから、紗綾ちゃんも夏世ちゃんも、親しみを込めて、ブチって呼んでよな!」



笑顔のブチ。




紗綾ちゃんも夏世ちゃんも、笑う。
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