…きっと恋してる

まだ少しフラつくけど、あたしの気持ちは淳平へ向かって走り出していた。



ガラッと開けた教室。


「…あ…きら?」


思ってた…きっと淳平はあたしの席に座ってるって。



立ち上がった淳平が、切なげにあたしを見つめる。



たまらず駆け寄り"ぎゅっ"と抱きついた。


「明ごめん」


大好きな淳平の匂いと温もりが、あたしを包み込む。



「あたしもごめんね…淳平のこと信じてるのに…悲しくて…逃げ出したの」


「明は悪くねぇよ…本当にごめんな?でも俺はお前しか好きじゃないし、触れたいとも思わない…信じてくれる?」


「信じてる…でも…ごめんね?少しだけ思ったの…もしかしたら淳平が離れてっちゃうかもって…バカだねあたし」

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