…きっと恋してる
「まだ淳平と話してないんでしょ?」
「うん…なんか…怖くて…あの子の方がいいなんて言われたら…」
「それ絶対にないから!」
自信たっぷりに言い切った由香里に、あたしは不思議顔を向ける。
「淳平すっとんできてさ、倒れたあんたを抱えてあの子に言ったんだよ?」
「なんて?」
「『コイツを傷つけるのは許さねぇ…すっげぇ大切な彼女だから…悪いけど明しかいらねぇんだわ俺…二度と俺達に関わらないてくれ』ってね」
「淳平が…?」
「あの子泣いてたな…でも仕方無いよね淳平はあんた一筋だからね」
「ありがと…由香里」
「早く淳平のとこ行ってあげなよ…きっとあんたのこと待ってるよ?」
「うんっ」
大きく頷くと、あたしは保健室を飛び出した。