幼なじみと恋愛中!

縮まる距離

――――――――――――――・・・。


―――――――――・・・。


「ただいまー…」




いつものお母さんの「おかえり」という返事はない。




不思議に思ってリビングに行くと、テーブルに紙が置いてあった。





その紙を見ると、




―――――――――――――――――――――――
雅樹くんのお母さんとお茶に
行ってくるわね♪

帰りは6時ぐらいになると
思います


         母

―――――――――――――――――――――――


“雅樹くん”という単語に心臓がトクンと跳ねた。





ハッと我に返って自分の部屋に戻ってとりあえず着替えた。




リビングに戻ってテレビを着けた。




ソファに座って時計をチラッと見ると、まだ4時半。
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