君しか....
「そう言えば…」
「ね?」
「いつ行きたい?」
パソコンから私に向き合った大翔は椅子から私の隣に移動した。
「美桜しゃん?」
「ん?何、大翔しゃん」
「…んふふ。誘ってる?」
ーバコッ
久々に私のパンチを腹で受け止めた大翔は痛そうな顔で笑っていた。
「ん〜皆誘って行かない?」
「レンとか?」
「麗奈とか京介とか!」
私の目を直視してくる大翔の目に惹き付けられてると知らないうちに大翔の顔がキス出来る位置までアップしてた。
「ひぇ!?」
ーチュッ
軽い音を立てるキスをすると大翔は俺、やってやったぞ!みたいな顔をしてきた。