神さまにおねがい!!~カミコイ~

■さよならは言わない


 
  「サイランは世界の主要都市にミサイルを発射しました…」


  「ミサイル!!!?」


  「天空を越えて…時空を超えて下界に落ちてゆくと思われます…」


  ボクは人の姿から本来の姿に変化する。



背中に白い翼を持った伝説の天馬…ペガサス。



  これがボクの本来の姿。マスターの側近として、時空の空を駆け抜ける。


  「……マスターさま…時の力を使い…ミサイルを止めるしかありません」


  「そうだな……」



  「!?」


  瑠可と耶麻斗さん、そして、ファラオが姿を現した。


  「ファラオ…ヴィーナスさまを頼む…」


  「マスター!!?」


  たぶん…戻っては来れない……。


  でも…マスターさまの力を借りなければ…ミサイルが世界を破壊してしまう…。

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