君と一緒に幸せを探して。
俺は真希に着いて行った。


着いた場所は又しても体育館裏。


あの思い出の場所。


「これからさぼらない。」


えぇーー?!


「さ、さぼる。」


俺は今までさぼった事がない。


でも今はさぼりたい気分。


「い、嫌?」


「じゃ、さぼろっか。めんどいし。」


「うん。」


でも後輩から誘ってくるなんて吃驚した。


「どこ行く?」


「ぅ~ん。屋上とか良いんじゃない?だめ?」


「ぅん!そこにしよっ。人居ないし、二人だけの空間になれるし。」


「じゃ決まりだな。」


俺たちは屋上へと歩き出した。
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