恋をはじめます。
「ま、どーせ1ヶ月ももたなぃだろォし~?」

なにこの人!?

プチッ

私の中で何かが切れた。

「ちょっ…私とひら…じゃなくて 葵君はラブラブですけどっ!!!!」

しぃ~ん…

って うわぁ~!!! 何言っちゃってんの! わたしぃぃ(泣)

穴があったら入りたい!!!

わぁ~ん!!!

「お前さ~ あんま調子乗ってんと痛い目あうから。
覚えとけや  つか彼女面すんな キショイ」

「つかさ~ さくらん悪口言うおめぇ~らのがよっぽどキショイんですけど~?」

ひら…葵君っ!!


「…ッ」

ガンッ

私の机が蹴られて、ドアが壊れそうな音をたて、彼女達はどこかへ行ってしまった。


「大丈夫か?」

撫でられた頭から熱が伝わる。

「ぁりが…とぅ」

「…ん」

ちょっと照れたその顔がたまらなく愛しかった。












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