恋をはじめます。
ドキ・・・ドキ・・・
ふぅ・・・やっと平常心になってきた。
もう、平沢クンの隣にいたら死んじゃいそーだよ。
「んーっ 終わった。おい一輝、帰ろーぜ」
平沢クン、終わったんだ! 早・・・
あ!!消しゴム返さなきゃ!!!
「・・・ぁのっ! 平沢っく、その・・・消しゴム・・・ッ」
ひゃ~!!また声がぁ~!!
「んー? あぁ。やるよ」
「へ?」
思わず出てしまったなんともマヌケな私の声。
「シャーペンのお礼っ♪」
ズキューンッッ!!!
「はぅっ」
あれ?なんだか急に熱くなってきた・・・。
なんか・・・も・・・ダメ・・・。
クラッ
「おい、大丈夫か!?」
そんな声も耳に入らず。
バターンッ
・・・
「・・・ん」
あれ・・・私・・・?
「おっ やっと起きたか」
え? 平沢ク・・・ン!?
「ぎゃーーーー!!!」
「おいおい、んなあからさまに避けなくたっていいじゃん」
あ・・・私、なんてことを!!
またやってしまったぁ!
「ごめっなさっ・・・!」
うわぁーん! だから男の人って苦手なのぉ!!
「じゃ、山本。帰るぞ」
「はぃ?」
なん・・・?
「だーかーらっ、帰るぞっつってんの!!」
わた・・・私が平沢クンと一緒に下校を!?
「もう6時だし・・・」
「うそっ!? 平沢クン・・・ごめんなさっ・・・ずっと待たせてて!!」
も~私ってば 何やってんの~!!!
「や、別にいーよ。つーかさ、お前の下の名前は?」
「ぇと・・・さくら・・・ですッ」
「さくら!可愛いじゃん♪」
ぎゃっ!! なんだかこの人がモテるの分かった気がする~!
「さーくらっ♪手、繋いで帰ろっか♪」
・・・は!?
なんで?! どれがどーなって手を繋ぐわけ?!
「なん・・・っ!?」
私の言葉をさえぎるように繋がれた手。
平沢クンの手は、ちょっぴり冷たかった。
ふぅ・・・やっと平常心になってきた。
もう、平沢クンの隣にいたら死んじゃいそーだよ。
「んーっ 終わった。おい一輝、帰ろーぜ」
平沢クン、終わったんだ! 早・・・
あ!!消しゴム返さなきゃ!!!
「・・・ぁのっ! 平沢っく、その・・・消しゴム・・・ッ」
ひゃ~!!また声がぁ~!!
「んー? あぁ。やるよ」
「へ?」
思わず出てしまったなんともマヌケな私の声。
「シャーペンのお礼っ♪」
ズキューンッッ!!!
「はぅっ」
あれ?なんだか急に熱くなってきた・・・。
なんか・・・も・・・ダメ・・・。
クラッ
「おい、大丈夫か!?」
そんな声も耳に入らず。
バターンッ
・・・
「・・・ん」
あれ・・・私・・・?
「おっ やっと起きたか」
え? 平沢ク・・・ン!?
「ぎゃーーーー!!!」
「おいおい、んなあからさまに避けなくたっていいじゃん」
あ・・・私、なんてことを!!
またやってしまったぁ!
「ごめっなさっ・・・!」
うわぁーん! だから男の人って苦手なのぉ!!
「じゃ、山本。帰るぞ」
「はぃ?」
なん・・・?
「だーかーらっ、帰るぞっつってんの!!」
わた・・・私が平沢クンと一緒に下校を!?
「もう6時だし・・・」
「うそっ!? 平沢クン・・・ごめんなさっ・・・ずっと待たせてて!!」
も~私ってば 何やってんの~!!!
「や、別にいーよ。つーかさ、お前の下の名前は?」
「ぇと・・・さくら・・・ですッ」
「さくら!可愛いじゃん♪」
ぎゃっ!! なんだかこの人がモテるの分かった気がする~!
「さーくらっ♪手、繋いで帰ろっか♪」
・・・は!?
なんで?! どれがどーなって手を繋ぐわけ?!
「なん・・・っ!?」
私の言葉をさえぎるように繋がれた手。
平沢クンの手は、ちょっぴり冷たかった。