会長の看病

突然の告白

「すまないな・・・私はお前に迷惑ばかりかけているな・・・」


泣きながら言う美咲に驚く碓氷。


「なんか、美咲ちゃんらしくないよ」

「だって、本当のことだろ!!」

「美咲ちゃん・・・」

「何だ?」

「んー・・・」

碓氷が美咲に口に軽くキスをしたのだ。

「碓氷?」

「何?」

「何でしたんだ?」

「今更、何言ってるの?」

「えっ?」

「何でもないよ」


碓氷は美咲の頭を撫でた。


「なんで、お前はいつも絡んでくるんだよ!!」


碓氷が美咲の耳元で言った。








「会長が好きだから」

「えっ?」

< 4 / 21 >

この作品をシェア

pagetop