会長の看病
「会長が好きだから・・・」

「からかっているんだろう?」


美咲はいつものようにからかっているのかと思った。


「からかってそんなこと言うと思う?」

「思わない・・・」


碓氷は美咲の頭を撫でた。美咲が顔を真っ赤にしながら、言った。


「私も碓氷のことが好きだ・・・///」


碓氷は驚いた。


「!!本当なの?鮎沢?」

「信じてくれないならいいよ!!」


美咲は怒って、そっぽを向いた。


「ごめん、ごめん、鮎沢」


碓氷は、美咲に抱きついた。だが、美咲の様子がおかしいことに気づいた。


「鮎沢?どうかしたの?」

「・・・・・」


美咲からの返事が帰ってこない。


「鮎沢!鮎沢!」
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