私の王子様
出会い
「はぁ~、なんで私が」



「まぁまぁ、」



「由香~」



「ごめん!あたし海貴待たしちゃってるから
先に帰るねぇ~、んじゃまた明日」


っとなんとも可愛らしい笑顔を見せて
行ってしまった。小さい時から、幼なじみで
親友の由香。


「しゃあない職員室だったよね?」



と私は教室を出てテクテク歩き職員室に向かった

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追い起こせばほんの数分前のことだ、


「おい花崎」


げっ なが芋!!
なが芋ゎ1-Dの担任 あえて言うなら私のクラスの担任


「はい?なが・・じゃなくて野村先生」



「お前今日居残れよ」



「え?なんでですか?」



「"え?なんでですか?"じゃないだろうが!お前今日の提出物
忘れただろうが!!」



「あっ」



「思い出したか?まぁいい、今日は資料をまとめてもらうだけだから」



「・・・わかりました」



「よし!じゃあHRが終わったら職員室にこい」



「はい・・・」



あぁー今日はせっかく安藤先輩とのデートだったのにぃー
鬼教師めぇーーーーーー


「はぁ」


私は溜息をしながら制服のスカートから携帯を取り出し安藤先輩に
メールをした。




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宛先:安藤先輩
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安藤先輩へ

今日はデートの約束をしていた
んですけど、あのなが芋先生
に"今日居残りしろ"と言われ
たので

今日はデートができなく
なりました。

ほんとにすみません

   美優より

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「はぁ・・送信っと」



































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