私の王子様


安藤先輩にメールを送って5分くらいたった後ポケットの中の
携帯が音楽とともに震えだした




  ~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~


「あっ!先輩からだ」




私は折りたたみ式の携帯を片手で開いた




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宛先:美優ちゃん
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美優ちゃん!
なが芋って~^^(笑)


えぇーと今日は遊べないんだよね^^;

まぁー先生の言うことは聞かないとね?
しょうがないからまた別の日にしよう

じゃあ居残りがんばってね(^v^)/

祐喜より

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「・・・・先輩のことがっかりさせちゃったな?
まぁそれもこれも自分が提出物を忘れたのがいけなかったんだけどね~」


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「はぁー」



私は溜息をつき
頭の中でさっきのことを思い出していた。



「あーあ、私が提出物をちゃんとだしていれば私は今頃~~」



なんて勝手に頭の中での甘い妄想をして自分の世界に入っていたので
私の目の前に人が歩いてきていたなんて気づかなかった。



ドンッ!!



「いったぁー」

「いってぇ」


私の甘い妄想はそこで終わってしまった。



あれれ?私なにやってたんだっけ???



私は今の状況を把握しようとあたりを見渡すと
超コヮ、かっこいい男の人が立っていてこっちを睨んでいた。


そして私は要約この男の人にぶつかってしまったのだと理解した



うわぁーーーめっちゃかっこいい~~で、で、でもめっちゃ怖そう
髪の毛の色が銀色!!あっ!耳なんか
めっちゃたくさんのピアスつけてるし~てか自分の体に穴あけるとか
すごーーい!!!!





















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