【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
お母さんはイケメンに頬にキスをされニヤケ顔全開。



「ゲー!オトン!オカンが美和のダチとキスしてる!」



「何だとー!」



私達がなかなか入らないからか、姉ちゃんとお父さんまでこちらへやって来る。



すったもんだやっている支倉家の一員に、キヨちゃんがぽつりと呟いた。



「にぎ、やか。」



その言葉に、旭達もニッコリ笑う。



「良いなあ。楽しそうな家だ。」



「ホント、美和ん家って超賑やかだよね。」



三人の言葉に恥ずかしくなり、私は照れ笑いした。
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