【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
姉ちゃんは部屋に入って来ると私の髪の毛に指を通して言う。
「せっかくだから美和、髪の毛巻いてやるよ。」
「えっ良いよぉ恥ずかしい。」
自分を飾ったりとかそういうことにあんまり慣れてないから、なんだか髪の毛を巻くとかむず痒い気持ちになる。
だけど、一度言い出したら止まらない姉ちゃんだし、旭は旭で私の顔にペタペタと色々塗り始めるし
私の了承なしに、いつの間にか私は二人の手によって磨かれることになってしまっていた。
「せっかくだから美和、髪の毛巻いてやるよ。」
「えっ良いよぉ恥ずかしい。」
自分を飾ったりとかそういうことにあんまり慣れてないから、なんだか髪の毛を巻くとかむず痒い気持ちになる。
だけど、一度言い出したら止まらない姉ちゃんだし、旭は旭で私の顔にペタペタと色々塗り始めるし
私の了承なしに、いつの間にか私は二人の手によって磨かれることになってしまっていた。