【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
キヨちゃんは私達を満足するまで抱きしめると、滅多に見ないとろけるような笑顔を向ける。



「かじあさ、ナチュラル、前よりいい。みー、は、目がきゅるるん。かわいー。」



「サンキューマッキー!ってか、美和に惚れ直したべ?」



旭は全力でニーっと笑う。キヨちゃんはそれに「ん。」と短い返事をした。



可愛いとか言われるとめちゃくちゃ恥ずかしい…けど、嬉しくて心臓がすぼまる感じ。何でだ?



キヨちゃんが可愛いって言ってくれるなら、明日から、化粧しよっ……かな?
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