その瞳に映して。~先生に恋した私の恋愛日記~


そんなことを考えてると頭に何か硬い物があたった。


「いったっ!何?!」


何があたったか確かめようとして上を見たら・・・私の大好きな人と目が合ったんだ。

「お~良かった!いつもの繭に戻った!」

「佐々木?!」

「だから呼び捨てはなんでじゃ!」


・・・頭に何かあたったのって・・・先生がしたの?

「痛いんだけど、何したの?」

「ん?オレのマイファイルで叩いた(笑)」


やっぱ、先生だ。


ヤバッ・・・私、気持ちが止まらない。

前までなら・・・。

何この気持ち・・・・。


私・・・・確実に・・・今翔より先生の方が好きだ。



私・・・・イケナイ恋してる。



馬鹿みたい。



小説とかドラマじゃあるまいし・・・





こんな恋・・・現実にあるわけないじゃん。






てか・・・あってはいけないでしょ。





本当は想ってもいないことを、必死で言い聞かせてた自分がいた。
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