─§温もりの虜§─
「あたしね…気付いたの自分の気持ちに…誰が好きなのか」


3人共じっとあたしの次の言葉を待つ


「…好きなの…あたし亮が好き!」


亮は目を見開き固まっていた


昴は「やっぱりね」と笑い


洋輔はがっくりと肩を落とす


「嫌な予感がしたんだよ俺…なんで亮なんだよこんな奴のどこがいいんだよ!」


洋輔が亮を揺さぶる


亮は固まったまま洋輔に揺すられていた


「やっぱりかって感じかな…昔から何となくそんな予感がしてたんだよね…」


「なんでー?」


不思議に思い昴に聞いた
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