聖なる光【完結】
あれから私は部屋にこもりずっと考えていた。そしていつの間にか3月12日になっていた。
『聖矢くんが行くの16時の便だからね。成田だよ、成田!』
美優はそう言ってあの日の昼に帰っていった。私はその言葉を思いだし用意を始めた。
もう悩まない。どれが正しいなんて分からない。でも自分には嘘はつけないから。
私は、知くんと待ち合わせをしている公園に向かった。
スポーツジムの近くの公園だ。最近、行ってなかったな。そう思いながらジムの前を通りすぎ公園へと向かう。
知くんはもうベンチに座っていた。