イケナイ関係。
向かって
あたしは次の日病院へ行くのをやめた。


だって・・・昨日先輩達にあんなこと言っといてあたしだけが幹に会いに行くなんて・・・そんなぬけがけみたいなことできないもんね。


なんだかムズムズしながらソファーに座り込んだ。
あたしは電気も付けないままおもむろに近くにあったチョコレートに手を伸ばした。
ゆっくりとその固体を口に含む。


「甘っ・・・。」


あーあ・・・また太っちゃうなあ・・・でも今日くらいいいよね?幹に会えないんだし・・・。


そんなことを考えていると眠ってしまっていた・・・・。




プルルルルル・・・プルルルル・・・


次に目が覚めたのは着信音のせいだった。




もー誰だよ・・・この眠いときに限って・・・!!

ピッ

「もしもし!?」
< 138 / 164 >

この作品をシェア

pagetop