イケナイ関係。
あたしは一瞬何が起こったのかわからなかった。
「え・・・?み・・・き?」

そうあたしが呼んでも幹は返事をしなかった。
ただ無愛想に床に転がっていた。
「ねえ・・・幹・・・?」
痩せ細った幹の顔・・・目の下には深いくま・・・。









「い・・・や・・・ああああああああああああああ!!!!!!」




あたしはただ泣き叫んだ。
動かなくなった幹の隣で。
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