☆流れ星にネガイを☆

「あとは礼儀。文化。他は美星さんも習っているような勉学」

こうして聞いているとあんまり変わらないんだと思った。

それと同時に急に親近感が沸いた。

流星君、見た目は私と同い年だから。
人間だったら一緒に学校行ってたり勉強してたのかな…?

「それが全て合格したら流れ星の本来の仕事です」

「落ちて願いを叶えるって事ね?」

「縁起悪いです。流れて願いを叶えるって言って下さい」


………。
それもどうだろう。

でも縁起が悪いとはどういう事だろう。

「何が悪いの?私別に変な事言ってないと思うけど」

「…はぁ~美星さんは鈍いんですね。または酷いんですね」

…何この言われよう。
…何で私ここまで流星君に言われなきゃいけないのさ。

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