ボスを継いだ少女
4. 監視
私立青竜学園に一カ月過ぎて、御父さんに任務の報告をするになった。





『神山ミコト』

・学校の行動は毎日同じであり、授業は寝る。(綾瀬マナ先生のときだけ授業中起きている)


・『伊藤マサ』以外の人とは話さない。


・能力検査等の能力関連の授業になると学校をサボる、もしくは帰宅する。


・友達となり、話してみると何も興味がない。


・無能力者








報告が終わるとお父さんが話した。

「『綾瀬マナ』と『伊藤マサ』とはどういう人物だ」



「『綾瀬マナ』は歴史専門の先生です。
また陸上部の顧問もしています。
容姿は美人です。



『伊藤マサ』は『神山ミコト』の幼馴染です。
それ以外は特徴がありません」









「そうか、何も興味はないらしいが思春期はあるようだな」







お父さんが冗談を言うのは珍しかった。


「それでは、今後も『神山ミコト』の任務を任せる」


お父さんが部屋から出ようとした。







「ちょっと待って」
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