ボスを継いだ少女
「いやだ…」


「ミコトは何もしなくていいから」


「…」


「アカネの攻撃が終わるまで待てばいい。それでどうだ」


「それならいいよ」


「よし、さっきの話だが、ミコトは勝負に乗ってくれるぞ」


「…」


「いつ勝負をするんだ」


「明日の午後十時に私立青竜学園の校庭」


「わかった」


「私はあんたを殺す気で行くから、覚悟しておいて」


「うん」





私はこの奇妙な集団の居る部屋を出ようとした。入口には森下がいた。





「森下、あとで話がある」


「わかりました」





私は部屋を出てまっすぐ家に帰った。











家に帰ると報告が入った。


お父さんがまだ見つからないとの報告が入った。


「わかった」といい、部屋に戻ろうとした。


「ボス、ヨシト様がいらしています」


「どこに居るの」


「応接室です」


「なんで家に入れたの」


「急用とのことだったので」


「そう」
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