青春の風
どうやら、こちらを見なくてもわかるほど視線を感じていたらしい樹先輩。
だってあまりにレア過ぎて、まだ純粋な私たちにとっては、刺激的だったんだもん。
「では、皆座って。順番に将来の夢を語ろう」
はい?
マジで語るの?
私は休憩って言っただけだのに。
でもやっぱり座る私。
だって樹先輩の隣とか座りたいしっ!
しかもそれしても、部活中はきっと怒られないし。
特典だからって、樹先輩も諦めてるし。
土手の傾斜にパラパラと座る。