カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「サトシ、イイ加減にしなよ!それ言い過ぎでしょ!?」


美咲が席から立ち上がった。


「サトシさん!」


翔太くんもサトシくんの腕を掴んだ。


「だって本当のことだろ?あんた今まで本気で何かに打ち込んだことあるのかよ?」


「サトシ!ちょっと、康ちゃんも何とか言ってよ!」


「‥う〜ん、サトシは言い過ぎだけど。」


しばらく黙って様子を見ていた康介さんが静かに口を開いた。
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