カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「‥桃香ちゃん、カッコイイね。」


翔太くんがニッコリ笑って言った。


「これもお店のメニューにしようか。」


康介さんが私の肩に手をおいて言った。


「え?いいんですか!?」


私が目を輝かせて康介さんを見ると、サトシくんが急にグッと私の腕を掴んで引っ張った。


「‥その前に自分でアレクサンダーも作れるように、俺と猛特訓な。」


また少し不機嫌そうなサトシくんのアップに、私はまたボッと顔が赤くなった。


そして‥サトシくんと自然と話せていることが少し嬉しかった。
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